2020/08/16

GARMIN EDGE 530 ゆるふわインプレ

GARMIN EDGE 530をお迎えしました。


結論から言うと、ひさしぶりに買ってよかったと思えるアイテムだった(だいたい同じことを言ってる)
初期セットアップを行い、センサーとペアリング後に動作を確認し、装着したバイクを眺めるだけでも満足度が高い。素晴らしい道具は機能の向上だけでなく、モチベーションや気分を高めるためにも大事なこと・・・そんな次元のファッションサイクリスト目線のゆるふわインプレ。




EDGE530のここがイイ


個人的に推せるポイントは以下の7点。
  1. 高いデザイン性
  2. ディスプレイの大画面&高精細化
  3. 処理速度の向上
  4. 全国区のマップが収録済
  5. ランタイムの向上
  6. USB端子の位置の見直し
  7. トレーニングページのデータ項目が入替可能



①高いデザイン性

まずはデザイン性について。比較対象は先代モデルのEDGE520Jだ。
電源オフ時の外観を見比べると530はディスプレイも含めて黒一色。ボタンの機能を示すアイコンも取り払われシンプルになった。このカッコよさだけでも買った価値があるというもの。




本体の左側面から。
ボタンの配置はまったく同じ。530は電源ボタンに入った赤いラインがちょっとしたアクセント。




決定ボタンとキャンセルボタンの感覚は少し広がった。
面取りされてデザイン重視のように見えるボタンだけど押しにくいことは全然ない。それと、本体とボタンをカバーするラバーが分離したおかげでクリック感が軽快になった。デジカメでいうところのシャッター半押しと全押しのように一定の深さまでスッと押し込めて、以降は意図して押し込み反応させる感覚。



 

次はバイクに装着した様子。



 

白基調のCento1 SRの場合、見た目的にはどちらでも似合っているといえるはず。



 

次に、黒基調のTCRに装着した様子。



 

520は明らかに浮いているけど530はバイクにとてもよく馴染んでいる。ブラックは無難だけどバイクを選ばずマッチする。



②ディスプレイの大画面&高精細化
ディスプレイは2.3インチ(200×265ピクセル)から2.6インチ(246×322ピクセル)に拡大されて細かい文字もクッキリ。液晶パネルも変わったのか発色が良く、日光下ではもちろん夜間はバックライト照度10〜20%でもとても明るく見やすくなった。



③処理速度の向上
起動した時点でも速さに少し感動するけど、圧倒されるのはアクティビティを保存したりコースを読み込んだ時だ。もちろん待たされる時間がゼロというワケではないけど、体感的に5倍は速くてストレスフリー。



④全国区のマップが収録済
マップは大型化と高精細化を果たしたディスプレイのおかげでとても見やすくなった。
520Jにも一応マップ(のような何か)が収録されていたけれど、海岸線さえマトモに表示されず使い物にならなかった。PCで地図データを用意して520Jに転送する方法も無くはなかったけど、容量の関係で地域で分割されているため遠征時はデータを入れ替える必要もあり不便さを感じていた。
そんな手間も無くなって全国の国道から路地、ランドマークや通りの名称まで収録されているため非常に便利がいい。以下、実用域で使いそうな縮尺度で東京駅周辺のマップのスクリーンショットを載せてみる。

  
120m/200m/300

  
500m/800m/1.2km

縮尺度が300m以下かつデフォルト設定で市街地を走ろうものなら建物のアイコンが多く、かえって見にくく感じるけれど好みに応じてマップの設定は変更可能なのでご安心を。なお、現在のファームウェアではマップ表示時に決定ボタンを長押しすることで縮尺度の変更メニューを呼び出すことができて利便性が向上している。



⑤ランタイムの向上
530の稼働時間はカタログスペックだと20時間。しかし実際稼働させてみると時間のワリにバッテリが残っており、いい意味でサバ読みが激しい。バックライトを点灯させなければ4時間で100kmほど走っても15%程度しか減らないので、24時間もしくは600km程度稼働するかと思われる。
24時間も走ることなんて無いから関係ないかと思いきや毎回充電する必要が無いだけでもポイントが高いし、充電し忘れていても出かける直前に10%程度でも充電できればご近所ライドなら十分だろう。



⑥USB端子の位置の見直し



裏面に配置されていたUSB端子はスタートストップとラップボタンの間に移動された。




それがどうしたと思われるかもしれないけど、520Jにもケーブルを刺して並べると一目瞭然。
充電するために置いてるだけでもカッコいい(本日2度目)



⑦トレーニングページのデータ項目が入替可能
530は設定済のデータ項目を入れ替えられるようになって、これが実に気が利いている。

 

 

方法としては入替えたいデータ項目を選択して決定ボタンを押すと右上がペンのようなマークに変わる。再び決定ボタンを押すとデータ項目を選択する画面へ遷移するけど、このときに上下ボタンを押すと右上に矢印で円を描くマークになるので入替えたいデータ項目にカーソルを合わせて決定するだけで入替えが完了する。
データ項目を1つでも増やしたり減らした場合は強制的に右下の項目から排除されたり挿入されたりするんだけど、個人的に時刻やバッテリ残量は決まって下側に配置しておきたいから、こういうとき等に便利がいい。




まとめ


GARMIN EDGE 530は買ってよかったと思えるアイテムだった(本日2度目)
販売されて間もない頃は動作不安定さを感じた時もあったけど、ファームウェアアップデートを重ねる毎に動作は安定して利便性が増したように思う。本当はもっと多機能だけど、まとめられないし他でも紹介されてるからそちらも参照されたし。

520Jを購入したときは予算があれば買い替えればいい印象だったけど今回は違った。いい買い物だったし旧型はもう使う気が起きない。
購入することに迷っているなら即買いして間違いない。というのも、530は販売から約1年経っても価格は落ちないし、欲しいときに買ってしまうほうが幸せになれる期間も長いものだし、早く買えばよかったと思える逸品だったから。
いずれ購入するなら早めの購入をおすすめします。



  

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