2018/12/27

ちょっと佐世保バーガーを食べにいくサイクリング

また夜通し走りたい衝動に駆られたので、今度は西を目指すことにした。

ひとことに西と言っても隣接する佐賀県だと物足りないから、なんとなく長崎県に決定。
長崎県といっても南北に縦長いので、なんとなく手軽に思えた佐世保に決定。

行く以上は佐世保バーガーを食べたいけど、ストレートに行くと100km程度しかない。開店時間を逆算して走り出すと、とても夜通しサイクリングと言えるものでは無くなってしまう。
何処かに寄り道するかと思いマップを見ること数秒、ちょっと足を伸ばして生月島まで行ってみることに。ちなみに、生月島はマジェが納車されて間もなくツーリングで行ったことがあり、ちょっとした思い出の地でもある。

今回のサイクリングのハイライトは自宅から120km先の平戸大橋以西だ。
そこを夜明けのタイミングで迎えたいと思った結果、夜中の1時前に出発した。



―――前回のエントリと同様、夜中に交通量の少ない道を走り続けたため写真は無い。

道中の印象的なことといえば、糸島〜唐津と伊万里以西の海沿いは少し寒さが和らいだこと。風が穏やかだったから気温より高い海水温に暖められた空気が留まっていたのかなとか思ったり、しらんけど。
それと、長崎県に入った途端に標高差30m〜50mの細かいアップダウンが続いたこと。まだ序盤というのに脚が削られた。




06:10/120km
平戸大橋に到着!
トラブルもなく到着時刻も予定通りだったけど、濃霧のおかげで景色がよくなくて惜しい。

景色は望めない一方で気分は高まっている。なんといっても、ほぼほぼ九州本土の最西端。
最果てや島・湖を一周することに一種の興奮を覚えるのは自転車やバイク乗りの性質か。




07:40/140km
生月大橋を渡り、生月島へ上陸。
霧は晴れて天気もいいけれど黄砂かPM2.5の影響か、景色は少し霞む。

生月島の北端へ向かうメインルートは、なだらかな丘陵が続く東側、随所に断崖が見られる西側がある。
平戸島に渡っても平坦区間なんて無くて疲労しきってるけど、走るのはもちろん西側だ。




海と崖の対照的で美しく、そして非日常的なワインディングロードに興奮が収まらない。
生月サンセットウェイと呼ばれる道を北上する。




09:00/155km
生月島の最果て、大バエ灯台に到着。
ずいぶん遠くまで来たものだ・・・。

またこの景色を、しかも今回は自転車で走って来て見たのだから感慨深い。




切り立った崖のスケールの大きさに足がすくみそうになる。当然、柵が設置されてるから安全だけど。
しばらく景色を堪能して折返す。




海に向かって下る道にて。Cento1 SRには海が似合う◎




折返す頃には日が昇り、コントラストが高まって写真が映えるように。
往路はアップダウンに苦しめられたけど、復路では写真を撮るために止まるからかペースが余計に落ちるからか、脚も軽くよく回るようになってきた。

いい景色を見ると元気になるのは、我ながら単純である。




生月大橋が見える辺りまで戻ると、再び景色が霞む。
クリアで雄大な景色を楽しませてもらった生月島に別れを告げ、再び平戸島へ。

平戸島へ再び上陸したら、つむりブログで見て行ってみたいと思っていた川内峠へ向かう。
ブログで見たような景色はもはや期待できないことが容易に想像できたけど、せっかく来たんだし。




本当はここで青い空と青い海を絡めて青いバイクを撮りたかったけど、想像以上に白くて断念。

平戸島を後にしたら、残すは当初の目的であった佐世保バーガーのみ!
個人的にベスト・オブ・佐世保バーガーのヒカリへ向かうワケだけど、道中に日本本土最西端の神崎鼻公園があることを思い出した。ざっくり計算すると距離20kmが加算されるけど、行くか行かないかの分岐点の時点で距離は200km。
ここまでくると20kmなんて全行程の10%だし、もはや誤差の範疇だ(つらくないとは言ってない)



13:00/215km
そんなワケで神崎鼻公園・・・の駐車場へ到着。

最西端のモニュメントまでは歩いて少し距離があるので来たことに満足して撤収した。
(´-`).。oO(何しに来たんだ感が無くはない)




14:30/240km
ハンバーガーショップヒカリへ到着。

人気店なので混雑してるかと思ったら、さすがに平日のお昼過ぎなのか閑散としていた。
ここに来るまで寄り道しすぎた気もするけど、待つことなく注文できたし結果的によかったかも。




注文からわずか10分で出来上がった、相変わらず美味。
特に今回は自転車で240km走ってきたから格別だ。




15:00
佐世保駅に到着、これをもって本日のライドは終了。

さすがに遊び疲れて眠いので、復路は輪行だ。
また訪れることがあれば、空気が澄んでてほしいとか、登り耐性をつけておこうとか、スプロケは面倒がらずに交換しておこうとか思いながら眠りについた。





気がついたら自己最長記録と獲得標高を同時に更新。
早朝の生月島と、そこに向かうために夜通し走る非日常感を得れたり、距離も景色もグルメも概ね満足できる良きサイクリングになった。

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