2020/07/22

【北海道そらちGF2019参戦記④】美瑛フォトサイクリング

そらちGFは終わったけれど、旅はもう少し続きます。




そらちGFアフターライドへ


結果から先に言うと、美瑛や十勝岳麓をサイクリングしてきました。



約5年前に訪れた美瑛の雄大な景色には感動したけれど、雲が多くて天気がいい日にまたいつか来たいと思ったことも事実。そしてリベンジの機運がついにやってきた!そんなそらちGF2019アフターライドをここに記す。




同じ宿泊先だったキャプたんとロビーで鉢合わせたので見送ってもらいました、ありがとうありがとう。またいつかどこかで!



Photo by たまさん

今日の出発地点は岩見沢駅。もっとも、ここから走りだすワケではなく輪行だ。北海道はどこを走っても新鮮で景色がよくて楽しいんだけど、欲張りすぎると時間や体力がいくらあっても足りないので美味しい場所だけ楽しんでいくスタイル。




今回のライドは単独ではなく、つむりんたまさん天パさんも加わり合計4名。もともと個人的なアフターライド先として美瑛を検討していたところ、たまさんが話に乗っかり、つむりんと天パさんも話に乗っかって今回の企画に至った感じ。




乗車する列車は特急オホーツク。なんと網走まで5時間以上かけて走るらしい・・・さすが北海道は列車の運行距離や時間もスケールが大きすぎ問題。




前回の北海道旅、旭川から札幌へ輪行した時は日没間際に乗車したことや遊び疲れのために乗車してから記憶が無かったけど、今日は明るい時間帯の輪行だから車窓も楽しめちゃいます。しばらく広大な田園地帯を走り続けるから景色は変わり映えしないけれど、どこまでも天気がよくて最高の1日になりそうです。





降り立ったのは旭川駅。輪行解除していざ出発!




フォトサイクリングスタート!



Photo by たまさん

そんなワケで穏やかな天気のなか、自転車&カメラクラスタ4名による美瑛フォトサイクリングがスタートした。




今日のメンバーは全員がカメラ、それも一眼レフを背負って走るもんだから景色がよくて進まない予感しかありません。




気になる場所があれば立ち止まって撮影を始めて、さっそく景色がよくて進まないスキルを発動する一行(だがそれがいい)




ちなみに渡ってる川は美瑛川。これから先、ずっと遡上する事になるとは知る由も無く。




止まっては撮影を始めるメンバーもこういった旅には慣れているもので、ペースはまったりながらも走行モードに切り替えて無事に美瑛町へ突入した。




美瑛の丘陵地帯へ


美瑛町に入って間もなく、少しだけ高度を上げた先に待っていた景色とは―――









「「「「最高!!」」」」

見たかった景色、いや期待以上の絶景を見ることができて感無量。
丘陵地帯に入ってから暫くは「最高」「すごい」「やばい」しか言えてなかったと思う。ただただ目の前の絶景に感動したり写真を撮ったり同じ道を行ったり来たり・・・興奮はなかなか落ち着かない。






そして普段は避けがちなグラベル区間も登場したけれど、景観も雰囲気も素晴らしくてこの時ばかりは本当に来てよかったと思える道だった。



Photo by 天パさん

路面はしっかり踏み固められてるし、轍から外れてもゆっくり走れば大丈夫大丈夫。
右を見ても左を見ても開けた景色が最高すぎる。。



Photo by つむりん

緩やかなアップダウンのおかげで、写真で見ても立体感がすっごーい!
望遠でも広角でも、美瑛らしさが溢れるエリアはどう撮っても映えるから風景写真が上手くなった錯覚に陥ってしまいますね。5年前に見ることができなかった晴れた美瑛を堪能できてめちゃくちゃ満たされました。





道中なにも無さすぎて小腹が空いたため、パン工房 小麦畑さんで小休憩。




たまさんとはここでお別れです。なんと今日中に新千歳空港を発ち自宅まで帰るので、もう暫く美瑛の丘を散策する様子。楽しい旅の思い出や写真をありがとうありがとう。




グルメフォンドステージへ



美瑛の丘陵地帯までは計画通り、むしろ想像以上の景色を見ることができて大満足・・・しかし、今日はグルメ要素にやや物足りなさを感じていたのも事実。もちろん、ここ数日のグルメが極上で閾値が上がりすぎたことはわかりきってる。北海道上陸初日なんてセイコーマートのパスタだけでも感動してたくらいだし。
そんなワケで、まだまだ時間もあるので都合がつくところまで天パさんとつむりんに同行することに。市街地を抜けて十勝岳方面へ向かいます。




聞いたところによると「ちょっと」走ったところに美味しいハムソーセージを食べられるお店があるらしい。つむりんが、しかも北海道スケールのちょっとは本当にちょっとなのかちょっと不安になったけど約10kmらしく本当にちょっとで一安心(距離感の崩壊)





到着したのは「歩人(ほびっと)」さん。



商品名を見るとカルディで見たことある気もするしイメージもできないようなラインナップ。チョイスしようにも分からないし考えても仕方が無いので盛合せのプレートを注文しました。
ちなみに自家製ハムソーセージをイートインスペースでいただくのは初めてです。期待しかありません。




やってきたのはハム・ソーセージ・ベーコンの十種盛り!




これ旨いやつ〜!
先程は景色に語彙力を奪われ、今度は美味しさに語彙力を奪われ、今後はそんじょそこらのハムソーセージじゃ満足できなくなりそうで大変です。




その後はカレーやノンアルコールビールまで注文して宴の様相を呈してきてワロタ。もう、ゴールしてもいいよね(しません)
いやぁ、お腹も満たされて最高のひとときでした。




十勝岳ヒルクライム


歩人さんを後にしてからは本格的なヒルクライムが始まります。




道なりに美瑛川を遡上し続けると、かねてから存在は知っていた「青い池」の標識を視認します。が、既に景色もお腹いっぱいだったし駐車場へ向かう車の数に全会一致で「まぁいっか」となったのでスルー。




標高を上げた美瑛川は青みを増し、距離が縮まってきた十勝岳と相まってビューティフォー。
写真ではわかりづらいけど、十勝岳は遠目から見ても火山活動が活発で雲に見えるものも実は水蒸気だったりして、良質な温泉が湧いてることも想像に難くない。なお、天パさんとつむりんは十勝岳中腹の宿で一泊するらしいので自分も・・・と思ったけど今日も岩見沢の宿へ戻るつもりだったのでグッと堪える。




登りも堪えて




堪えて




堪えた先に待っていた景色がこれだからたまらない!
昨日一昨日とそこそこの距離を走っていたので疲労感も少しあっても景色がいいと登りのつらさが解放される。ひと息ついたところでリスタート。




そして頂上までもうひと踏ん張りというところで温泉が現れました。進んでみると遊歩道や手摺が整備されていてビンディングシューズでも気軽に立ち寄れます。
シャワーはもちろん脱衣所も無く源泉かけ流し。大自然のなか浴槽があるだけのシンプルな露天風呂を利用させてもらってリフレッシュできました。やはり温泉は気持ちいい!

入浴時にお客さんはいなかったけど、写真を撮るのはなんとなく躊躇われたので温泉の様子は観光協会公式サイトからどうぞ。



Photo by つむりん

温泉を出て間もなく、上富良野市街地と十勝岳温泉との分岐で天パさんとつむりんとお別れです。今回も素敵な旅と思い出を作ることができました、ありがとうございました!
標高1000mから15kmかけて標高200mまで一気にダウンヒルを済ませて富良野まで愚直走り。というのも、このタイミングで風が吹き始めて雲行きが怪しくなってきた。今回の北海道遠征では1ミリも雨天走行することが無かったし、このまま気持ちよく旅を終わらせるんじゃい!




富良野駅まであと5kmというところで路面が濡れ始めたけど、雨雲レーダーを見る限り降られる心配は無くなったのでスピードを落としてウイニングラン。

十勝岳方面は雨が降っているのか鮮やかな虹。
美しい旅の終わりを迎えることが出来た嬉しさを噛みしめながら列車に乗り込んだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿