お迎えしてしまいました。
11速化を果たし、変速の軽さと性能の向上、ブラケットの小型化など、変化を挙げると枚挙にいとまがない。
そんななか販売開始された9100系デュラエースは、9000系のマイナーチェンジ程度という認識だったので導入は見送っていた。ところが、いつもお世話になってるPAX PROJECTのキクちゃんが始めた年始のセールを目にした刹那、いつの間にか手元に・・・
たまによくある話ですね、こわいこわい。
そんなワケでお迎えした9100系デュラエースは奥から時計回りにST/RD/FD、以上3点。
フルセットじゃないけど、これだけ揃えば変速性能の変化を体感するには十分かと思われる。(ブレーキはとにかく、クランクはデザインが好みじゃないから今後も導入予定なし。見た目重要)
取付前に重量を計測。
ST9100/372g(カタログ値365g)
ST9100/72g(カタログ値69g)
軒並み重くて謎。まぁ気になる程ではない。
旧型となった9000系と比較しながら9100系の変化を観察。
(左ST9001/右ST9100)
ブレーキワイヤー差込口のカバーがレバーと同じ色に統一され一体感が出た。
それとカバーが握り込みやすく面取りされた。
(左ST9100/右ST9001)
裏側から。
取付部の高さが少しだけ抑えられた。並べてわかる程度の違いだけど握り込みやすさは圧倒的に向上。個人的には人差指をレバーに、中薬小指をブラケット下側に回しても窮屈さが無くなった点もポイント高い。
ST9001でも十分小型だし手が大きめの自分には関係ないと思っていたけど、これはいいものだ。。
ちなみに前の写真でST9100のほうが頭でっかちに見えるのは、裏側から見ての通りハンドル固定用のバンドを外さず並べたからですね(雑)
RD9100のプーリーケージは最大30Tに対応するセミロングなタイプに。
アームはハニカム状に肉抜きされ徹底的に軽量化、光に当てると透けて輝くカーボンも美しい。
個人的にいちばん気になってたポイントがこのあたり。
RD9100はガイドプーリーがプーリーケージのピボット上に配置された。
RD9000で使ってたオリジナルのチタン製ビッグプーリーケージが使えなくなったとは聞いてたけど、実物を見て諦めがつきました orz
利用することが出来ず無念
ひと通りパーツを観察したのでディーラーマニュアルを見ながら組み上げる。
特にFD9100はこれまでの構造や調整方法に大幅な変更があるように感じたけど、マニュアルに従えば初見でも問題なく取付けることができた。
FD9100
RD9100
ST9100
全体像で見てもどう変わったかわかりにくいけど自己満度は高い。
黒で纏めたBURA SLには似合ってる。
さいごに、試乗して盆栽自転車部員的な所感をまとめてみる。
ST9100
- 見た目と握りやすさが向上
- インナー→アウターのストローク量が減った
RD9100
- 変速性能の向上(ただしロー側→トップ側では体感できず)
FD9100
- 取付がラク(9000系のようにワイヤールーティングに悩まなくていい)
- 調整がラク(アジャスターが不要になりインジケータが設けられた)
- 変速性能が上がった(確実に調整できるようになったおかげもある、かも)
シマノから宣伝料をもらってるワケでもないのに、基本的に褒めちぎる内容になってしまった(クランクのデザインはゴツすぎて好みじゃないけど)
取付から実走行をしてみたワケだけど、特にFD9100は他の2台にも導入したいと思えた。というのも
- 黒が基調の9100系でも羽が大きいFDは9000/6800系の中にあっても浮かない
- ST9001/9000/6800で引ける(キクちゃん談)
- 費用対効果が大きい
上記3点とFD9100の基本性能を考えると、まず変えるべきはFDだと断言できるし、ぜひおすすめしたい。
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