何度でも言える。
乗 っ て ら れ な い !
乗 っ て ら れ な い !
・・・いや、それは語弊があった。正しくは「昼間」に乗ってられない、だ。
自転車に罪はない。
とりあえず昼間に走りたくない理由を挙げてみる。
- 暑い
- 日に焼ける
- 日焼け対策のカバー類が鬱陶しい
- 日焼け止めを塗り直す必要がある
- ベタつく日焼け止めが気持ち悪い
- 日差しが余計に体力を消耗させる
- 熱中症や脱水症の危険性が高まる
- 街中は混雑する
- 風を浴びられなくて余計に暑い
- ファッキンホット
そうなると何時走ればいいのか?
答えは必然的に夜になる。
@海の中道大橋 DSC-RX100M3,F7.1,10s,ISO200
個人的に感じる夜ライドの魅力は以下の通り。
- 日焼け対策の必要が無くなる
- 余計な体力を消耗しない
- 街中の混雑も緩和される
- 夜風を浴びられる
- 昼間に比べると比較的涼しい
ここ最近は特に暑いし日の当たらない時間帯、特に夜ライドすることが多い。
夜ならサイクリングと相性がいいカメラも日差しに焼かれることなく楽しめて一石二鳥だ。
そんなワケで、自分なりの夜ライドとカメラの楽しみ方を「深夜自転車部活動」として書いてみることに。
【必要なもの】
- カメラ(一眼レフ、コンデジ、スマホ)
- 三脚
①カメラについて
SONY Cyber-shot DSC-RX100M3
よく使うのはコンデジ。
RX100シリーズは携行性と画質のバランスが最高だ。
バリアングル液晶はローアングルでもモニタリングしやすくて便利。
CANON EOS 6D+EF 24-105 F4L
もちろん一眼レフで撮ることもある。
コンデジに比べると大きくて重くて丈夫な三脚も背負うことになるから身軽ではなくなるけど、イメージ通りに撮ったときは最高に気持いい。
コンデジに比べると大きくて重くて丈夫な三脚も背負うことになるから身軽ではなくなるけど、イメージ通りに撮ったときは最高に気持いい。
②三脚について
カメラに取付けやすくアングル調整もしやすいタイプ。
とにかく小型、折りたためば厚さは1cm以下になり嵩張らないタイプ。
コンデジ用に使ってる三脚は以上の2点。
さすがにデジイチは支えられないから軽量なアルミ製の三脚を使う。
【撮影場所】
撮影は人や車の通行の妨げにならない適当な場所で行う。
「適当」とは何処でもいいワケではなく夜景が綺麗とか、ここに自転車を置くとカッコよさそうという場所を指すこととする。
【作例とコメント】
DSC-RX100M3,F7.1,13s,ISO125
場所は市街地のド真ん中だけど、翌日も平日の24時を過ぎにもなると人通りも少なくて撮りやすくなる。
交通量も少なくなるけど、信号が青になり車が発進するタイミングを逆算してタイマーを作動させ派手に軌跡を引いてもらった。
DSC-RX100M3,F8,6s,ISO125
バイクを少し白トビさせても全体的なシルエットは黒つぶれしないよう露出を調整。
規則的な構造物を奥までボカさず描写できるよう絞り気味に設定した。
DSC-RX100M3,F10,20s,ISO125
ここは街灯もない真っ暗な場所だ、いくら長時間露光したところでバイクは写らない。
その場合はフラッシュを焚く、、のではなく前照灯を利用してバイクを照らす。
この写真はシャッターが開いている間、左右に移動しながら真上から前照灯を満遍なく当てた。自身は完全にフレームインしてるけど留まらなければ実質写らないのだ。
(よく見ると隠しきれなかった前照灯の軌跡が写ってる(簡単に修整できるけどあえてそのまま))
EOS 6D+EF 24-105 F4L,F10,15s,ISO200
カメラを一眼レフに変えてほぼ同じ場所で撮影。この光芒の美しさがコンデジには出せない。
前照灯の当て方は先程の写真より凝ってないけど、強いて言うならブラウン系のフィルムを通すことで色味を変えた(フレームは白くても前照灯が青く見えるのはそのため)
EOS 6D+EF 24-105 F4L,F5.6,6s,ISO200
一眼レフの柔らかいボケも活かしたかったので絞りは軽めに。
明るさや色が刻々と変化するイルミネーションは何枚か撮っておく。
選ばれたのはフレームに合う青白く照らされたショット。
DSC-RX100M3,F9,25s,ISO125
スローシャッターで光の軌跡を写す手法はよく使う。
今回は着陸する飛行機の方向を計算してバイクを配置。
夜の飛行機は距離感が掴みにくいからフライトレーダーで位置を把握しながらチャンスを待つ。
同じタイミングで来るかわからない道路を走る車のテールライトも写したかったから、余裕を持ったシャッタースピードを設定した。
同じタイミングで来るかわからない道路を走る車のテールライトも写したかったから、余裕を持ったシャッタースピードを設定した。
夜ライドの目的地は某コーヒーチェーン。
載せた写真の中ではいちばん気合を入れてない写真だけど気負う必要は何も無い。
ちなみに撮影時間は21時頃で、本当の意味で深夜ではない。
でも夜の雰囲気は出てるしセーフ(?)ということにしてる。
【まとめ】
夜景にこだわるのも楽しいけど、スマホで撮る手軽な写真でも全然アリ。
暑い時期でも快適に走れるし写真の奥深さも感じられる深夜自転車部活動、夏の自転車の楽しみ方としてオススメできます。
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