2020/02/14

【北海道そらちGF2019参戦記③】そらちGF

寝たように死んでいた。

昨日は稀にみるキツいライドだったけど、寝坊することなく起きることができた。深い睡眠のおかげか思いのほか体力は回復しており身体に重さは感じないし、脚に深刻なダメージも残ってない。
私が北海道に上陸したのが前々日からだけど、1日1日が濃いのでようやく!という感じが無くもない。今年も無事にそらちグルメフォンド当日を迎えることができた。




そらちGF開幕




天気は晴れ!!昨日のように、ところによって豪雨なんていう予報ではなく安心できるタイプの晴れ!この時点で嬉しすぎる。去年のことを思い出すとねぇ・・・。




これはこれでいい思い出に昇華されたけど!




去年も参戦されたぱいそんさん。わかる!




今年も当然の様にロングコースを走ります。去年とはコースがガラッと変わったので、また違った景色が見れる思うと楽しみで仕方ない。もちろんグルメも満喫させてもらいます!





会場に到着して間もなく声を掛けられる案件。きむりおさんおひさ!去年は札幌でお茶して解散したけれど、今年は走られる様子。





ついに始まる開会式、それとゲストのお三方。自転車系YouTuberのけんたさんは初めまして。前夜祭のゲスト3名によるトークショーでは司会もされて、台本も無いのに淀むことなく進行させるあたり関心しきりでした。そらちGF当日の映像も公開してくれてます。必見!





今回は恐れ多くも準ゲストとしてお声がけいただいた私。ちゃっかりステージに登壇させてもらいました。
いちおうHPにも紹介していただいてましたが、メインゲストのお三方に比べれば影響力は皆無。こんな自分に何ができるのかと少し考えることもあったけど、情報発信しようと思ってもそんな器用さは持ち合わせてないから深く考えることはやめた。まずは楽しんで、運営陣をはじめ そらちGFに携わる方々に参加してもらってよかったと思われよう。




そらちGFスタート!




号砲が鳴り、ゲストを先陣にスタートそらちGFがスタート。私は最後尾から走り出した。今日こそは急ぐ必要が無いし、時間に追われることなく走れるから気分がラクである。





スタート直後に走るのは、併設する遊園地「北海道グリーンランド」の園内。遊園地の敷地内をコースの一部にしてしまう粋な演出に序盤から気分が高まる。




かねてからフォローしてたブッキーさんと初エンカウント!はじめましてはじめまして。ちなみに私がこの日に着用したジャージはETTで、きむりおさんとお揃いになってしまってワロタ。




キャプたんおひさ!自転車に乗ってるタイミングで会うのは6年前の白川郷以来じゃないかなw
個人的には去年以上にオフ会の様相を呈するイベントになってきた(だがそれがいい)





最高わかる!そう思ったタイミングが同じだったからか、同じ場所で同じ写真を撮ってて草




そらちGFではメインのエイドポイント以外にも、移動エイドが用意されてます。
水、スポーツドリンク、グレープフルーツ、きびだんご、チョコ、プチトマト、塩飴、更には おしぼりのアメニティグッズまで並んでいて、充実さがすごい。ちなみにオススメは断然プチトマト!フルーツのように甘くてうまー。




去年から始まったグラベルオプションは更に充実!私は基本的に舗装路しか走らないから様子の分からないグラベルに突っ込むことなく分岐で仲間を見送ったんだけど、マップに各グラベルの難易度が掲載された。個人的に待望のアップデートなので、これはもう行くしかないでしょう。




そんなワケで難易度の低いグラベルオプションに突入!本来のルートから外れ、堤防沿いを走った先に待ち構えていたグラベルを難なく難なくクリア。スピードをやや落とし、轍から外れなければロードバイクでも怖くない怖くない。
なお同行したブッキーさんときむりおさんは未舗装路で真価を発揮するシクロクロスバイクなのでグラベル突入直後、一瞬にして離されてしまうなど。もちろん体力やバランス感覚やバイクの扱い方が上手いということもあるだろうけど、ちょっと太いブロックタイヤを履いたロードバイク然の自転車なのにこうも違うとは。




これはロードバイクでも果敢にグラベルオプションに突撃するたまさん。




これはバイクが更にアップデートされた鶏キャベさん。電動油圧ディスクロード!カラーもやばば!





エイド直前からは まさやんさんの特急列車にジョイン!ギアは2段、速度は40kmh近くまで上がる。ひょえええ楽しいいい!





第1エイドの岩見沢エイドに到着。牛乳ラーメン、枝豆ご飯、ハスカップゼリーをいただきます!
牛乳ラーメンはキワモノかと思いきや濃厚かつまろやかで美味。ハスカップゼリーは蓮由来の何かのカップゼリーかと思ったら、ハスカップという果実らしくてちょっと衝撃。色はアセロラ、味はブルーベリーのような形容し難い味だけど、ひとことで言うならさっぱりしてて美味しい!




岩見沢エイドからリスタートした後、しばらく北海道の自転車系ツイッタラーな方々と走ることに。ちなみに、ばたんきゅう。さんが駆るCento1 SRは年式も色も私のものと同じで二度見してしまった。並べてみたさもあったけど今日初めてお会いしたし、Twitterで相互フォローというワケでもなかったからまた機会があれば!




しばらく先頭を引いてもらったブッキーさんは私と先頭交代後、いつの間にか千切れてしまったらしいw たしかにちょっと頑張ってるように感じたけど、後ろの様子も気にせず走って申し訳なさ。
ぼちぼち行きましょう。




そして月形エイドに到着!ジンギスカン、まんまるトマト、トマトジェラートが振る舞われました。
コースの約半分を消化したタイミングで出てくるラム肉うまー。それと、まんまるトマトがまた美味いんだこれが。甘くフルーティでトマトの概念が覆る逸品。可能なら自宅のトマトジュースを全部これに置き換えたいくらいだ。





交通量が少なく、路肩も広く、アップダウンも多くなく。アップダウンが無いとは言わないけど、その時は諦めて景色を楽しみながらまったり走行モードに切り替えればいいだけ。距離も50kmのショート、80kmのミドル、120kmのロングと選べるので、初心者でも気を張らずに楽しめるイベントだとつくづく思う。




今年も有志の方々により、ちょっとしたグルメを提供いただきました。
小腹が空いたタイミングでいただく一口サイズの鶏めし、大変美味でした。




移動エイドに立ち寄ると、メインのコースから外れた小道に入ると秘境駅があるという情報を耳にしたので立ち寄ってみることに。「豊ヶ岡駅」という寂しいくらい長閑な雰囲気。コース前半の移動エイドで立ち寄った「月が丘駅」も同じ規模のホームだったけど、国道から離れてるうえにホームに至る小道は狭くやや荒れていたので寂しさは数段上回る感じ。




ローカルスポットに立ち寄った後は再び北海道らしい雄大な景色の中を往く。景色は思っている以上に変化に富んで、いい意味で裏切られるコースレイアウトには飽きることが無い。




間もなく最後のメインエイドの美唄エイド!食べるぞ食べるぞ〜〜〜。




えっ、この混雑はいったい・・・どうやら全コースが合流するポイントで設けられたエイドのために収容しきれない様子。急ぐ必要はないけど、待つだけで30分はかかりそうだったので見送ることに。グルメも捨てがたかったけど、景色や写真を楽しむ時間に充てることにした(まさやんさんの食レポを見ると食べておきたさはこみ上げてきたけれどw)
逆に考えると、そらちGFは補給食を持たずに走り、エイドをひとつ見送ってもお腹が空きすぎないくらいに満たしてくれるところにも凄さや魅力を感じてしまう。




移動エイド直前にある短距離急勾配ポイントでカメラを持ち構えていると、美唄エイドで寛いでいたゲスト陣が登ってきたのでパシャリ。中には押して歩く方もいる登りなのに、明らかに余裕があって速度域も違うし皆さんお強い。




これは無事に登りきったけど太腿を攣って悶絶するブッキーさん(無事ではない) 千切れた時に負ったダメージから回復しきっていなかった様子w




あみーごさんご無沙汰してます!

ちなみに、ここの移動エイドではスイカが振る舞われていたんだけど、地元でもそれなり美味しいと思って食べてたスイカより更に甘くてびっくり。ライド中の補給として食べたからか北海道の土地柄なのか、段違いに美味しかった。




先程の移動エイドが最後の休憩ポイントかと思ったら、コース脇道のワイナリーで更にグルメを堪能できるようなので立ち寄ることに。




ワイナリーは疲労のピークである各コースの終盤に位置してたり、完全な寄り道かつ少し登ることもありスルーする参加者は少なくない感じ。こういった時は人並より少しだけ走力が高くてよかったと思ったり。今日はあらかじめコースも決まってるし速く走る必要もないけれど、自転車を乗るにあたっては体力の余裕があることに越したことはないという持論。




ワイナリーでいただくのはソフトクリーム!なぜ!?
それはさておき味はもちろん、小高い丘からぶどう畑を見下ろしながら食べられるロケーションも最高だ。なお、今年のそらちGFは去年とうってかわって気温は30℃前後。本州や九州より涼しいとはいえ、どちらかといえば暑いし最高の一時でした。




ここからの残り10km少々はゲストのお三方とウイニングラン。




これは体力が有り余ってるのかハイペースで牽引する篠さんと手に負えず牽き倒される我々。




そんなワケで、そらちGFロングコースを無事ゴール!長いようであっという間の120kmだった。普段も100km少々走ることはあるけれど、これほど充実感があることってそう無いぞ!堪能したー!




ゴール後も見どころがいっぱい


ゴールしたら即撤収、とならないところも そらちGFの魅力のひとつ。





まずは「そらちグルメフォンドマルシェ」
昨晩の前夜祭のオタクブースが いわみざわ公園キタオンへやってきた!




そらちグルメフォンドマルシェの(おそらく)発起人のけ〜すけさん、全種コンプリートとはさすがw




私は ふぃりりんさんの憎めないイキリエピソードが納められたイキリっぷ本を購入。




6〜7月に唯さんの工房兼喫茶店で開催されていたキャプたん博の展示物もあり、非常にオタク濃度が高い空間でした。




そして「おもてなしステーション」では岩見沢近隣地域のグルメが一同に集結!
くりやまコロッケ、米粉ドーナツ、ホエー豚カルパス、すいか、ゆにコーン、かりんとう饅頭、源泉豆腐などなど。つい一気に全部いただいてしまったけど、ドーナツはコーヒーのお供に、カルパスはお酒のアテに残しておけばよかったと少し後悔w




仲間と今日を振り返ったり、明日以降の予定を話したり。楽しい時間はあっという間に過ぎていった。




おわりに


雄大な景色、美味しいグルメ、走りやすい道、その土地の文化、仲間との交流・・・そらちグルメフォンドにはサイクリストが求める全てが詰まっているんじゃないだろうか。今年も最高の1日となり、夏の素晴らしい思い出を作ることができました!
また、運営に携わる多くの方々、楽しさを共有した多くの仲間、皆さんおつかれ様でした!そしてありがとうございました。





閉会式が終わり、ゲスト陣も解散。
また何時か何処かで再会することを誓い、それぞれの旅路へ向かった。




 
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