2020/11/10

【目立たないのに、よく目立つ】黒い反射テープを導入した話

ロードバイクを乗るにあたって、再帰反射系の小物は多くの人が納車直後に取り外したり、あるいは最初から付けることも無いと思います(私は両方該当した)

理由は言うまでもなく、ダサいから。

ただしテールライトを装備しても・・・特にトンネルに入った時、スイッチをオンにできたか確認するのも煩わしいし、後続車から視認されているのかという不安は少しでも無くしたい。そんなことを思っていた時、ちょっと良さげな反射テープを見つけてツイートしたところ少し反響があったので、感想や利用にあたっての小技やアイディアの共有、なにより自転車乗りの安全に寄与できればとも思ったので書いてみることに。




商品外観



反射テープ特有の白や蛍光色が敬遠されることは、メーカーも認識しているのかパッケージに「デザインを崩さない」と黄文字の文言が。




一見、何の変哲も無い黒いテープです。目を凝らすと、シルバー地に濃いスモークのフィルムを貼ったラメっぽさがある・・・かな、と思う程度。
どれほど反射するのか、スマホのフラッシュを焚いてみましょう。




元の色を感じさせない白さに変わりました。入射角が浅くてもしっかり反射してます。




貼ってみた



そんなワケで早速バイクに貼ってみた。全体像で見ても反射テープを貼ってるなんてまず分からない。




施工箇所に少し寄ってみる。光の向き次第だけど、初見だと見抜けないほどその存在を感じさせません。




フラッシュを焚いて初めて存在に気付けたことと思います。これはたしかに、パッケージの「デザインを崩さない」にも納得がいきます(カットや貼付け場所のセンスは問われますが)

なお、テープの特性としては柔軟かつ僅かに伸びるので、曲面にもカーブにも貼りやすい。
接着力は強力で、60度くらいの鋭角にカットしても爪で引っかかないと剥がれそうにないくらいです。貼付直後なら剥がせる場合は多いですが、1時間ほど経ち定着すると綺麗に剥がせません。というのも、接着力は強力なのにテープ自体の強度が無いためです。
剥がしたい場合は、至近距離からドライヤーで30秒〜1分温めるとラクに剥がせます。




施工ビフォーアフター



TCRのシートポストは横側からはもちろん、真後ろからも見えるよう、テープは後方まで回り込ませました。それに加えて、ペダリング時のアピール度を高めるため、各バイクのクランクアーム裏側にも貼付けてます。




基本的にマット塗装のBURA SLは、横方向にはチェーンステー後方のグロス塗装箇所に。後方はシートポスト差込口あたりに貼付けました。こちらは本来、マット塗装のため浮く気もしましたが、少し欠けていたブランドのロゴが隠れたのでヨシ!




当初はシートステー端のみにしか貼らなかったCento1 SRでしたが、他の2台に倣ってマット塗装のシートポストにも貼付けちゃいました。こうして3台並べて見ると本当にデザインを崩さず、反射テープの役割を果たしてくれてると思います。

ただ、Cento 1SRの横方向は貼れる適切な場所が本当に無くて、どうしようかと思っていたところ、ツールボトルを見て気付きました。



「最初から必ず持ち運ぶツールボトルに貼付ければよかったのでは?」と。




はいドーン!

ここまで貼付けて今更だけど、TCRもBURA SLも場所やテープのカットにこだわらず、これだけで完結してしまいました。型紙を作り、左右反転させ、デザインナイフでカットした苦労が水の泡になった気が無くもない。

反射して目立つに越したことはないしダサすぎない(と思ってる)ので、このまま運用して様子を見ることにします。



  

0 件のコメント:

コメントを投稿