2023/06/29

第1回JBCFしものせきクリテリウムを観戦&撮影してきた話

約10ヶ月ぶりに自転車レースの観戦&撮影に行ってきました。

最後に観戦&撮影した自転車レースは2022年8月28日に行われた「椿ヶ鼻ヒルクライム」以来。速度域の速いクリテリウムの場合だと同年5月1日に行われた「きらら浜クリテリウム」以来となり、だいぶブランクが空いてしまった。自転車レースの撮影方法なんもわからん。。
とりあえず撮影機材は一通り持って行くけど気負いせず、久しぶりに会えるフォロワーさんや選手との交流を楽しむことにします。

会場は下関北運動公園オーヴィジョンスタジアム。新下関駅チカの好立地で、移動時間だけだと福岡市の自宅から僅か1時間程度。ただし新下関駅に停車する新幹線は当然多くなく、博多〜小倉を行き来するノリで行けるワケではないので、そのあたりは留意する必要があったかもしれない。

そんなワケであっという間に会場に到着。この会場、正面入口付近にコンビニはあるし敷地内に自販機はあるし補給には事欠かず、軒下も木陰もあって観戦するには大変ありがたい。
天気は概ね晴天で風も穏やかで自転車レース日和。最高気温は28℃とはいえ湿度は高すぎず、木陰に入れば死ぬほど暑くもなく快適な範疇です。

今大会は翌日開催される「中国地域自転車競技ロードレース」や「ニセコクラシック」に出場する選手が分散された影響で参加人数は多くなく、会場内で移動できる範囲もそれほど広くないため、続々とフォロワーさんや選手と邂逅した。


岡山在住の自転車&カメラクラスタであるYusukeさんおひさ。はるばる山口県の西側まで来られたお陰でお会いできてよかったです。

なお、今回持ち込んだ機材は以下
・EOS R6 & EF70-200 F2.8L ISⅡ
・EOS 6D & EF24-105 F4 IS & 430EXⅢ


クラスタF


撮影の準備を整えてほどなく女子選手によるレースがスタートしたので、ロケハンとリハビリを兼ねて撮ってみる。

コースの様子を見るだけでも怖い箇所がメインストレートを過ぎて間もないこのシケイン。スタジアムからの下り途中なものだから、逆バンクで転倒が懸念された。

女子レースは幸い転倒することなく全選手が無事にゴール。また、クリテリウムを撮る感覚も取り戻すことができてベストな状態で男子レースの撮影に望むことができました(そうは言っても悪くない写真は撮れたつもり)


クラスタE1


続いてのレースは男子のなかでもエリートクラスタの中では最上位のE1。

大所帯の印象のあるMINERVA ASAHIの選手も2名のみ。私が赴く数少ないレースでいつも見かける塩さんも相変わらずお元気そうでなにより。

「その会場らしさ」が表れる構図も好んで撮りがち。

そしてシケインで危惧していた落車が発生。単独落車だったのは不幸中の幸いかもしれないけど、同じ自転車乗りとしては身体はもちろん、発表されて1年も経過していない第7世代のマドンが傷物になるとか他人事とはいえ心穏やかではいられない。

いつも見かける選手の一人、さこまさん。深みのあるマゼンダに粒度が荒いフレーク感を掛け合わせたカラーが好みで刺さる。オールペンするならあんな色もいいなぁと妄想。

EOS R6を導入してからは超強力なAFやバリアングル液晶のおかげで撮影の自由度や歩留まりが格段に上がった。連写性能も上がったけど、写真の選定が大変になるから私は連写速度はあえて最速モードで撮らないようにしている。

そしてE1ゴール。フィニッシュラインは最終コーナー直後のため、2番手以降の選手が短いホームストレートで捲るのは難しそうなレイアウト。

ライバル同士でも、走り終わり次第レースの状況や作戦を振り返る様子は微笑ましく思います。

塩さんバイクのドライブトレイン周り。60Tのチェーンリングでシングル化されてて誰もが二度見する迫力がある。この構成を見かけて3年は経過してる気がするけど、どのレースも60Tのチェーンリングで走られているのかしら、、こんなデタラメに大きいチェーンリングだと勾配5%程度でも登れる気がしないんですが。少なくともキャノンボールはこの構成で走られてて人間業とは思えない。

優勝・入賞者6名は正面から撮るのはもちろん、皆が撮ってる様子を撮るのが個人的に好き。


クラスタE2


表彰式の裏ではクラスタE2がスタート。

シケインでは再び落車が発生。逆バンクのコースに根本的な問題がある気がしなくもないけど、他にルートがあるかと言うとそうでも無いし運営も大変そうです。

E2も集団ゴールで、山口県自転車競技連盟の選手が地元勝利!2位の選手もハンドルの投げっぷりが見事で諦めず勝負する姿がカッコいい。

ゴール後に間もなくE3がスタートして表彰式が始・・・めようとしても表彰対象の選手が見えないため進行しないちょっとしたトラブルが発生。運営や他の選手を待たせることになるので、気に留めておいたほうがいいかもしれないですね。


クラスタE3


特に見知った選手がいないクラスタE3だったけど、レースの展開は他のエリートクラスタよりも面白かった。

同じWilier乗りとしてカッコよく撮りたかったし、ブログに載せないワケにはいかなかったGINRIN熊本の選手。爽やかな青白バイクでアイウェアも青かつよくみるとフレームが白、ヘルメットの色味も揃えられてコーディネートが完璧すぎでは。

レースは残り3周で単独の逃げが発生する展開に。

残り1周になっても差は縮まらず、これは逃げが決まったか。

そんなことを思ってたら集団が迫ってて激アツ。でも逃げ切って優勝といういいレースでした。

E3レース途中の隠し撮り。YusukeさんとE1の塚本選手。
塚本選手を認知したのは2018年の当時は大銀ドームで行われた大分ロードレース、あるいは2019年の同レースで優勝された時。撮影だけでも体力使うのに、自分のレース後に他カテゴリの選手と撮るとは体力ありすぎでは。でも楽しそうだからヨシ!


クラスタY1&Y2&M


この日の最終レースは3クラス混走となった。内訳は見ての通りだけど、一応記載すると
Y1:1名
Y2:1名
M:4名

あらかじめレーサーリストをチェックすると各クラスタの参加人数が1〜4名だったから何を競うのかと思ったけど、これならレースとして成立・・・するのか?若い子達はいい大人にフルボッコにされないかと思ったけど、そんな心配は杞憂だった。

同年代とのレースではまず無い速度域や走りやすさの影響か、シケインを通過してから笑顔で加速してて末恐ろしい。

そしてバイクコントロールが上手いし、大人顔負けの加速力(実際に平均速度がE3やE2クラスタより速かった)

長い直線区間では体躯の大きいマスターズに分があるのかと思いきや、若い選手が先頭に出る周もあって互角・・・いや、千切れたマスターズの選手もいるからそれ以上かもしれない。

若い選手があまりに健闘するものだから、最終周の鐘が鳴り観客が多いエリアを通過する時は
「いけー!オヤジ狩りだー!」という野次も飛んで草。

そしてフィニッシュラインを先頭で通過したのはY1の井上選手。まさやんさんの笑顔は若い選手の強さや将来の有望性を肌で感じられたからだろうか。
なおY2の飯干選手は13周回に先頭集団でゴール済。

まさやんさんの表彰式とリーダージャージ授与のセレモニーを行っていたところ、司会の方が
「さすが大阪の方ですね〜」

「ぼく名古屋の人なんですけどね!」

トークやパフォーマンスが大阪人のノリそのものなんだよなぁ。。

最後にクラスタY1&Y2&Mの選手全員で記念撮影。昨日の敵は今日の友、という状況なのか。皆いい顔してる。

そんなワケで、無事に観戦と撮影を終えることができました。ブランクがあったワリには撮影の腕が鈍ってないように思えたし、フォロワーさんや選手各位と久しぶりにお会いできてよかったように思います。

クラウドの保存容量の関係でGoogleフォトのアルバムはそのうち消去する可能性があるかもしれないので悪しからず。



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