2024/01/31

北海道そらちグルメフォンド2023に参加した話①移動日〜裏SGF

2019年以来、3度目の北海道そらちグルメフォンド(以下SGF)に参加してきました。

「ブログは鮮度が命」ということを頭では理解してるつもりだけど、いざアウトプットするとなるとなかなか筆が進まない。でもツイート以外にも載せておきたい写真もあるし、要点をまとめつつ気張らずに書き始めてみることにします。
今年の北海道遠征は3日目のメインイベントのSGFを中心に、その前後にサブイベント、さらに前後は移動日といった感じの4泊5日のスケジュール。


1日目:自転車要素ゼロ/肉で食い倒れるだけの日



北海道にはいつも通りに福岡から新千歳までひとっ飛び。それにしても2023年の暑さは例年になく過酷で、自転車はもちろんバイクに乗る気力も起きないほど。この日は早く北の大地の涼しい風を浴びたい気持ちでいっぱいでした。


そして新千歳空港に着陸。
用事は無いけど到着ゲートから近い出入口で外気に触れてみると、思ったより涼しくない……というか普通に暑い。気象庁のデータを遡ったところ当日の気温は29.2℃。例年に比べれば暑いけど、連日35℃前後の福岡市に比べれば十分涼しい!と、マインドリセットして北海道旅が始まった。


今回はバイクを札幌のけ〜すけさん宅へ送って時間があったので、恵庭で快速エアポートを下車。向かったのはオデコさんのお店、山沢仕出し店。認知して約5年経って、ようやく訪れることができました。
唐揚げの個数こそ3個だけどサイズがデカい!コンビニやスーパーで買える唐揚げ2倍、いや3倍くらい大きいかもしれません。ニンニクやショウガが効いてご飯がすすむ系の味わいでした。


札駅から寄り道しながらけ〜すけさん宅へ向かうと、マラソンサニーさん、まさやんさん・ぽにっくさん・つむりんと合流。ざくさん・ひであさんはじめまして。

その後ゲスト陣はハイエースされて焼肉屋さんへ。一目でわかる肉の上質さ。満たされた!


2日目:裏そらちグルメフォンド/灼熱一時豪雨


知らない天井だ。
北海道上陸2日目、この日はプレイベントである裏SGFが行われる。一見、SGFに関係するイベントに見えるかもしれないけど有志によるグループライドです。とはいえ、立案された方はルートの作成や目的地でのランチの段取りも取っていただいているワケですし感謝に堪えません。


今回のバイクは2019年のSGFに引続きBURA SLで、ホイールは2023年初頭に購入したBORA WTO 60。今年は平坦コースということもあったり、購入時に20km程度しか走らず半年以上寝かせていたBORAをしっかり乗ってみようと思ったので。


朝食に選ばれたのはセイコーマートのパスタ。安っぽいし実際安いけど、これを食べることで北海道へ帰ってきたなぁ、という感覚を味わうことができて個人的には北海道旅で外せない食べ物のひとつです。レンジで温めるだけで手軽に美味しいですしね。


裏SGFの参加人数は18名。はじめましてな方々も少なくないので、軽く挨拶やブリーフィングが行われた。本日の目的地は定山渓という場所らしい。場所は全然ピンとこないけど、美味いランチを用意いただいているだけでも走るモチベーションには十分だ。
スタートして間もない円山公園の登りでZwift仲間でもあるちぶおさんによる煽りを感じたため、ギヤを1段上げてグイグイ進む。


後方と距離が開いたので、豊平川で一時休戦休憩。皆が集まったところで川沿いのサイクリングロードを談笑しながら遡上していく。


写真はチームによるRAAM(Race Across AMerica/アメリカ大陸横断自転車レース)完走を果たした強者のジャージを纏うふぃりりんさんと、道民に声をかけられる率が異常に高いという水曜どうでしょうジャージのまさやんさん。


道路沿いの電光掲示板に示された気温は31℃。九州とさほど変わらない暑さでなかなか堪える。


右読みで一目見て歴史を感じる建物は旧石山郵便局。現在はぽすとかんという、イベントスペースやカフェになっている模様。建材に札幌軟石を使っていたり、向かい側には石切山駅の旧駅舎があったり、石にまつわりそうな建造物が多く地理好きとしては気になる事が連鎖的に増えてくる。


少し気温は高いものの、ペースはまったりの”あるべきゆるポタ”で実に良い。


ところがどういうわけか集団のペースが上がったようで、頑張らないと決め込んでいる私とぽにっくさんで川沿いから少し内陸の丘陵区間を走っているとフルーツ屋さんが提供するソフトクリームに捕まっていた集団にジョイン。



立ち寄ったお店はone_s fruits farmさん。裏SGFで予定されていたお店ではないはずだけど、小さいお店なのによく見つけたなと感心する。発端はハイペースでもグルメの嗅覚が鋭いまさやんさんの可能性が高い気がしてるけどどうだろう。でもこのアバウト感は嫌いじゃないし、むしろ好き。


リスタートして間もなく、前方に不穏な雲が現れて雨が降り出した。降り始めは木陰に入ってやりすごそうとしたものの、いっこうに止まないし雨脚が強まる一方なので屋根がある場所へ避難。土砂降りのなか駆けていく裏SGFの参加者らしい方もいて大丈夫かと心配する場面もあったり。



すっかり涼しくなって青空も顔を覗かせるようになってきたけど、路面はご覧の通りフルウェット。水が跳ねないよう慎重に走っていくとすぐに路面は乾いてきた、というか降られた様子が無い。相当に局所的な雨だったようだ。


ようやく目的地の埜ノ山キッチンはるらんなへ到着!どうやら私は最後尾で、先に到着した方々は食事も終わりかけだったり、日向ぼっこで濡れたウェアを乾かしたり。雨が降るまでは暑がってたのに、いまは太陽光をありがたがったりで情緒が忙しい。



程よくハーブが効いたフォカッチャを使ったサンドは特にソーセージとベーコンが絶品。
ごちそうさまでした!


これは走行中に外れかけたチェーンを器用に掛け直しながらロードバイクを猛追するマラソンサニーさんと運搬されるスペシャルウィーク🐎


次に向かったのは道民自転車クラスタが何故か足繁く通うモアイ像が並ぶ例のスポットへ。霊園の一角だったことは訪れて理解しました。
ちなみに、モアイのモは未来、アイは生きるという意味で、これは宮崎のサンメッセ日南から得た知識。日本にモアイ像なんて滅多に無いから役に立つ場面が全然無いけど。サンメッセ日南とは違って観光場所ではないものの、霊園に並べるのは意味合い的には乖離してない気はします。


復路の豊平川サイクリングロードまで戻ってきたので実質ウイニングランと思っていたところ、ふぃりりんさんがパンクのため停止。百戦錬磨のふぃりりんさんだから手助けは逆に邪魔になりそうだから見守っていたところ、まさやんさんが電動ポンプを取り出して実演会が始まった。
個人的にはCO2ボンベでいいでしょうと思ってたけど電動ポンプの実物を見たり実演されると、これはこれでいいように思えたし、考え方が180度まではいかなくとも18度くらいは変わりました。



無事にゴールし終えたあとは、裏SGFの打ち上げだったかSGFの前夜祭だったか忘れたけど、この日も盛大に宴が執り行われて眠りにつくのでした。

マラソンサニーさん:裏そらち

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