2024/08/16

北海道そらちグルメフォンド2023に参加した話③SGFアフター

そらちグルメフォンドが終わるとどうなる?知らんのか、過ぎそらちグルメフォンドが始まる。

北海道へ来て気付けば4日目。北海道へ来て以来、3日間お世話になったけ〜すけさんや寝泊まりして一緒に過ごした仲間達と別れ、これからは気ままな一人旅。

今年の行き先は函館だ。


札幌から特急北斗に乗車する。函館までの所要時間は4時間弱。面食らう所要時間かもしれないけれど、特に南千歳以南は滅多に乗ることが無いから退屈することは無かった。この日も天気に恵まれていて噴火湾をはじめ、海側の景色に期待して進行方向左側の窓側を確保。雄大な車窓を眺めながら一路函館へ。

・・・話が前後するけど、メインイベントが終わってからの旅は”過ぎ「そらち」グルメフォンド"ということにしているが、もはや空知地方でさえなくなってしまうので適切ではない気はしてる。でも細かいことは気にしない(そんなことを気にしだすと1〜2日目は石狩地方になってしまう)


道中は秘境駅として名高い小幌駅を目視することもできて満足。トンネルとトンネルの間に設けられた駅だから現れる瞬間がわかりづらいけど、iPhone 15 Proとバーストモードのおかげで写真に収めることもできた。


また、大沼公園越しに眺める駒ケ岳も美しく退屈する暇がなかった。


函館旅1日目



そんなワケで函館に到着。体感的にはあっという間だったとはいえ、正午を回っているのでお腹は空いた。


函館といえば、ということで腹ごしらえにハセガワストアでやきとり弁当をいただいた。肉もタレも美味しくてご飯がすすむ味わい。ごちそうさまでした!




そして函館駅から程近い青函連絡船記念館摩周丸を見学。


この船は青函連絡船として青森と函館を結ぶ鉄道連絡船で、他の船に無い特徴としては船内に線路を敷設していて貨車を積み込めるようになっている。実際に船室の線路を見ることはできなかったけど、船尾には線路が見えるので、カーフェリーとは明らかに異なる様子は伺える。


国鉄あるいはJR北海道が運行していたため、グリーン車というかグリーン席が設けられていて興味深い。赤いモケットのグリーン車に該当する座席はリクライニングが可能でオットマンや手元を照らすライトが設けられていて明らかに快適そう。


操舵室には立ち入れるだけではなく操縦桿(?)も動かすことができる。重厚な操作感ながら可動箇所はスムーズで感心した。約60年前に造られた船だというのに。


操舵室の裏側には無線通信室があり、こちらにはモールス信号を打つ機械が操作可能。ということで・・・


こちらも実際に機能しているワケではないため、無事に救援などが来ることなく面白い体験もできました。



摩周丸を後にして、函館朝市の通りを横目に再び駅前へ。



路面電車にしばらく乗車し、定番の観光地のひとつであるところの五稜郭へ到着。暑かったり時間に余裕がなかったりで、今回は五稜郭タワーからその全貌を眺め展示を見て歴史を学ぶことに。


小腹が空いたので、五稜郭そばの函館麺厨房あじさい本店で塩ラーメンをいただいた。透き通ってるのに深みのあるスープが美味しい!


函館旅の楽しみのひとつ、まさやんさんに紹介してもらった根ぼっけさんで早めの晩酌を開始。



ホッケはグリルで焼いた状態でしか食べたことがなかったけど、ここでは刺身で出していただけるとのこと。刺身で食べるホッケは雑味が無く蛋白で脂がのってて美味!
他には隣町で採れた鮮度抜群の天ぷらを塩でいただくなど。ついさっきラーメンを食べたばかりだし、他に行きたいお店もあるので軽めに済ませました。


お店を出て一息ついた頃には日没の時刻を過ぎていたので、タクシーを利用し函館山ロープウェイ山麓駅へ。発車する間際に到着したのでタイミングがよかった。運行は15分間隔のようだけどマジックアワーの時間はそう長くない。


それにしても巨大なゴンドラだ。定員81名の立山ロープウェイも収容人数が多いと思ったものだけど、函館山ロープウェイの定員は125名とのこと。


ゴンドラが動き出して僅か3分で標高334mの展望台に到着!ビュースポットの人類多すぎワロタ。


まだ函館市街地の夜景を撮る時間帯ではないと判断して、展望台を散策。TVやラジオの電波塔があったり、対岸の大間町を眺めて黄昏れたり。


そうしてる間に空と市街地の明るさがベストバランスな時間帯になったのでビュースポットで撮影。
観光客はあいかわらず・・・というかますます人口密度が高くなってたけど、日本語表示でスマホをイジってる方に一声かけて少しの間場所を開けていただくことで撮りたい景色を、EOS R6の強力な手ぶれ補正や高感度耐性のおかげもあって手持ちで撮ることができた。

晩酌第2弾。はこだてビールを4種飲み干して完全優勝!



そしてチェックインだけ済ませていたお宿、念願のラビスタ函館ベイに到着!
屋上には温泉があり、周囲に高い建物は無いので、函館山とまではいかなくとも眺望も抜群だった。なにより合法的に全裸で夜景を眺められるというのが良い。




函館旅2日目


予定があるようで無い函館旅だけど、寝坊するワケにはいかなかった。サクッと身支度をして朝食会場へGO!


会場が開くタイミングならば混雑を回避できるという目論見だったけど、残念ながら混雑は避けられず。


私を含む宿泊客の目当てはラビスタ函館ベイ名物の豪華朝食ビュッフェ。
特別高価なホテルに該当しない認識だけど、半端ではない品数や手間をかけた提供方法、オムレツなんてスタッフさんが1つ1つ目の前で焼いてくれたりでクオリティが高く楽しすぎる。

セルフ海鮮丼は3度おかわりしました。


見たことない貯水量のカツゲンだ。。地元の函館牛乳を使用するソフトクリームコーナーにはカラースプレーまでわざわざ用意してくれていたから使わせてもらうことで可愛くなった。ごちそうさまでした!


食後は再び屋上の温泉を利用させてもらい、お宿をチェックアウト。
昨日通行しなかった赤レンガ倉庫街をアテもなく散策し始める。するとTwitterで何度か見たことのある自転車、そしてローディーを見かけたので声を掛けた。

もしかしてガナさんですか?

―――というのは形式的な挨拶みたいなもので、実際のところは驚きつつも「もしかしなくてもガナさんですよね?」と、確信していた。


静岡在住のガナさんとは2019年9月に広島で挙げられたフォロワーの結婚式の同卓で初めてお会いして以来2度目の邂逅。それぞれの旅をエンジョイしている最中で打ち合わせをしたワケでもないのに、何故こんな場所でエンカウントすることになるのかw


談笑しながらベイエリアを南へ。


ここが八幡坂。Saint Aqours Snowおらん。。


”ラブライブ!サンシャイン!!”鹿角聖良・理亞姉妹の生家として登場した茶房 菊泉さんでコーヒーブレイク。


聖地なだけにグッズがたくさん置かれていて訪れた甲斐があったというもの。

これは愛車と旧函館区公会堂を撮るオタクを撮ったオタクの写真


旧函館区公会堂前の道を挟んだ元町公園から函館港と市街地を一望。穏やかな良港といい、路面電車といい、駅から遠くない場所にある展望台と圧巻の夜景といい、なんとなく長崎を感じさせる。


いちど通り過ぎたラッキーピエロ マリーナ末広店で軽くランチ。チャイニーズチキンバーガーとラキポテうまー。

そしてガナさんとはここでお別れ。
長々と歩きで付き合ってもらってありがとうございました!またいつかどこかで!


私は列車を乗り継いで定刻で新千歳空港へ。SGFも最終局面、自分へのお土産を買い込みソフトクリームや出来立てのポテトチップスを食べてフィニッシュ。


飛行機から降りる時は気分が高まるサッポロクラシックの中吊り広告も、復路の搭乗間際に見ると寂しさを感じてしまって不思議。でも今回も遊び尽くしたから悔いはない。また来ます。


こうして過去イチ暑かった2023年夏の北海道遠征が終わった。

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