2022/07/20

新緑の阿蘇・小国の裏ルートを自転車で走り回ってきた話

新緑の阿蘇を自転車で走りたい!そんなワケで行ってきました。

結論から言うと、当日の様子は以下のツイートに要約されます。


しかし、撮りためた写真もあるので私の言葉でも少し書くことにします。
今回の企画の発端は10年来のフォロワーである でご が大型連休を利用して自転車で数日大分を走り回るという。その際に声を掛けてもらったり、自転車で走るには丁度いい季節なので二つ返事で行くことに。


日田〜小国



その日の出発地は前回の阿蘇ライドと同じく福岡市の自宅から自走です。そして時間に余裕を持って出発したので、日田駅に立ち寄ってみました。(おそらく)日田杉製のモニュメントも映えますが・・・


個人的にはこちら、リヴァイ兵長!進撃の巨人ファンとして日田の巡るべき場所は多いですが、既に大山ダムのエレン・ミカサ・アルミン像や水辺の郷おおやまの進撃の巨人 in HITA ミュージアムは来訪済のため、それらには目もくれず集合場所へ向かいます。


目もくれないのは進撃の巨人にまつわる場所であって、雰囲気がなんとなく好きな松原ダムや杖立温泉街には立ち寄ります。杖立温泉鯉のぼり祭り開催期間中は色とりどりの鯉のぼりが泳いでいて賑やか。


待ち合わせの9時ちょうどに木魂館へ到着。なお、ここまでは90km、獲得標高1000mくらい。


要約として引用したツイートにもありますが、今日は そーせー も一緒です。この3人で走るのは本当に久しぶりな気がする。絶好のライド日和だしわくわくするぞ!


小国・阿蘇ライド スタート



ルートは先述した前回の阿蘇ライドと同じで、交通量が皆無の林道や農道を進みます。

photo by Indigo_77
木魂館から15kmも走ると景色が開けてくる。
天気はいいし、風は穏やかだし、気温はちょうどいいし、空気は澄んでるし、既に最高。3人とも気分は高まりっぱなしでした。




景色がよくて進まない〜〜〜!




4月初旬に野焼きが行われ、丈の長い草木は自然に還ったことで、新緑の鮮やかさが引き立ってる気がします。


奥に見える山は九重連山。登り基調の道が続くけど、景色がいいのでまったく苦になりません。


装備はサドルバッグにモバイルバッテリや輪行袋、ポケットに財布やスマホや脱いだジレ、たすき掛けしたカメラという、軽装ロング&フォトライド仕様。

photo by Indigo_77
2人を置いて先行する私の図。

自転車に乗るカメラクラスタが有するスキルの一つに、仲間を撮るために一人集団から飛び出して前で撮影する「フォトアタック」というものがある。 飛び出しが甘いとアタックと勘違いした仲間に無慈悲に吸収されるので、行く時は全力で踏まないといけない・・・のだが、この日はでごもそーせーも”わかっている”ので追いかけられることはなく、よさげと思える場所を見つけては先行して写真を撮りました。
もっとも、よさげな場所しかないからどう撮っても絵になるのだけども。


自転車乗りとして知り合って間もない10年前だと、写真なんて撮る余裕が無いほどアタック合戦が行われて疲労困憊になるのが常だったけど、今日は平穏そのもの。よき。




やまなみハイウェイ〜大観峰



ゆるゆる走って三愛レストハウスへ到着。この辺りは補給地点は多くない(だがそれがいい)ので、しっかり補給しておきます。かしわ飯うまー!
この日はあらためて言う必要もなく、天気が最高だから車もバイクも多く賑わっていたのが印象的。なお、自転車乗りは終始我々3名のみでした。



リスタートしたあとは、やまなみハイウェイを少し南下して再び1車線の農道へ。

photo by Sosei920
九重連山をバックに。
アップダウンがあったり、見晴らしのいい高原的な場所もあったり、なにより交通量が無い素晴らしいルート。





そしてミルクロードに合流してからは大観峰へ向かう。阿蘇外輪山北側の主要道路のため交通量は結構多め。バイクやクルマの種類を選ばず気持ちよく走れる定番コースですからね。
阿蘇界隈はいつ走っても楽しめる場所だけど、新緑が美しい5月上旬は特に最の高。先述した前回の阿蘇ライドのリンクから約3週間前の様子と見比べるとその様子の違いは明らか。



photo by Sosei920


遠くに望むのは阿蘇山中岳。左手に広大なカルデラの凹地を眺めながら走ることができる今回のハイライトといった感じ(ここまでの景色も大概よかったけど)




大観峰手前までやって来ました。この時点で距離は130km、獲得標高2000mほどですが、これほど景色がいいと疲れは微塵も感じません。楽しい感情しかなくなるのは言い過ぎかもだけど、疲労感より上回るのは自転車乗りならわかってもらえるはず。
そして3人でのライドは大観峰まで。ここから私は西、2人は北へ。距離は短いながらも濃く楽しい時間でした。


菊池渓谷〜大牟田


再び単独で走り出す。


熊本駅へ向かうか西鉄大牟田駅まで向かうか。それと景色最高・・・あとおなか空いた。そんなことを考えながら。


ちなみに2人は大観峰から下った先にある 茶のこ さんで食事をしてた模様。羨ましい。
また、結局ゴールとして向かうのは西鉄大牟田駅にしました。自転車では未踏の箇所が多いし、大津へ下りR57を走るのは交通量が多いので。


途中で立ち止まらずにいられない場所のひとつである菊池渓谷、の入口あたり。自転車で直接立ち入ることは出来ないので、県道の橋上から菊池川を眺めてみるけど良さが伝わりづらいかも。


そんなワケで以前訪れた時の画像を貼り付けてみる。抜群の透明感で、見るからに涼しく真夏でもいい散歩コースでした。

閑話休題。引続き道なりに下り、あっという間に菊池市街地へ。
だいぶ気温が上がって水分が尽きたけど、目をつけていた補給地点までは距離があったので仕方なく公園の水道水を拝借することに。水道水はカルキ臭くて好きではないけど命には代えられないと思い、おそるおそる口に含んで見るとまったくクセが無い。浄化する前から水が綺麗なおかげか、水道水でも美味しいことには少し感動を覚えました。

そして血糖値も底を尽きかけた頃に補給地点に到着!


ヒライに来たらばちくわサラダは外せない。福岡市にも店舗はあるんですけどね。わざわざ本拠地の熊本でいただくことに意義がある、ということにしてガッツリいただきました。

あとは大牟田駅まで約30kmのウイニングラン。
終わってみれば200km、獲得標高2200m少々と、ハードなように見えてユルめの思い出に残る良いライドとなりました。

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